松茸

日本で流通している松茸の多くは輸入モノで、国産のものは滅多にお目にかかれることはありません。

国産品は値段がとても高く、噂では一部の美食家達が独占してしまって輸入品を国産品と称して売られることもしばしあると聞きます。国産品を多く産出できないのは、他のきのこ類に比べ人工栽培が難しいからです。

松茸はシイタケやエノキなどとは違い、自身で宿主樹木の成分を分解して栄養素に変える酵素をほとんど持っていません。アカマツなど宿主樹木が光合成によって得た栄養素をそのまま貰って育ちます。この状況は人工的に作り出すことができません。

また、松茸の菌は非常に弱く、他の菌が繁殖しない貧相な土地でしか生きていけないのです。過去に多くの研究者たちが人工栽培に挑戦しましたが、食用にできるほどうまくいったことはなく、かろうじて目視でマツタケだと判断できる程度だったと聞きます。ですから現在でも可能な栽培方法があるとすれば、それは育ちやすい環境をつくってやることです。

つまり「松茸が育ちやすい山」をつくるということです。

マツタケは、養分の少ない比較的乾燥した場所を好み、秋にアカマツの単相林のほか針葉樹が優占種となっている混合林の地上に生えます。菌糸体の生育温度範囲は5-30℃で、最適温度は22-25℃、最適pHは4.5-5.5ですからこのような条件を満たす山であれば自然栽培は可能です。これらを満たす山で胞子をまけば、マツタケは育つかもしれませんね。

 

松茸のお吸い物で炊き込みご飯をつくると、ほんのりマツタケの香りがしてとてもおいしいです。

4人前 材料
米 2合
松茸の味お吸いもの  1袋
しめじ 1パック
ニンジン 半分ほど
ごぼう 適量
油揚げ 1/2枚
酒 大さじ1
醤油 小さじ1
塩 ひとつまみ
みりん 小さじ1


手順

ごぼうと人参を適量サイズにカットしてしたごしらえしておく。
研いだお米に少なめに水を入れ、酒、みりん、しょう油、塩を加えて、規定の線まで水を足し、シメジ、ニンジン、ごぼう、油揚げを入れ、マツタケの味お吸い物を入れ、軽くまぜて炊飯する。
炊き上がったらきのこの形が崩れない程度に混ぜ合わせ、出来上がり。

 

長野県上田市富士山には「松茸山」と呼ばれる、たくさんのマツタケが採取できる山があります。

ここでは、マツタケ狩りはもちろんのこと、麓には小屋があり、シーズンになると「マツタケ料理」を堪能することができます。宴会などに使われることもあり、新鮮な自然で採れたマツタケをたっぷり味わうことができます。

 

 

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